パソコン盗難、紛失時の情報漏えい対策
情報漏えいの原因としてパソコン盗難・紛失が多い事を踏まえた上で、その対策について考えて見ましょう。
対策には以下の2つの観点があります。
- 盗難や紛失が発生しないようにする
- 盗難や紛失が発生しても情報が漏えいしないようにする
それぞれの対策に関して説明します。
【パソコンの盗難や紛失が発生しないようにする】
いわゆる泥棒対策です。パソコンに特化した対策として以下のようなものがあります。
- パソコンを鍵付きワイヤーで固定する
ほとんどのノートパソコンにはワイヤーを取り付けるセキュリティホールがあります。
このセキュリティホールに鍵付きワイヤーを繋いで机などに固定する方法です。


[セキュリティホール] [鍵付きワイヤー(内田洋行製)]
- 使わないときはパソコンを金庫にしまう
ノートパソコンを使わないときには金庫にしまう方法があります。金庫ごとの盗難に遭わないような大型の金庫があれば有効な方法といえます。企業向けですがノートパソコンをしまう専用金庫も発売されています。
[パソコン金庫(内田洋行製)]
- パソコンに防犯ブザーをつける
パソコンのカードスロットに取り付ける防犯ブザーがあります。パソコンを傾けると大音量のブザーが鳴るしくみです。パソコン未使用時にこの防犯ブザーをつけておけば窃盗犯がパソコンを持った時に鳴るわけです。2万円程度しますが盗難防止には有効な方法と思います。
[PCアラーム(コクヨ製)]
どの対策も有益なものですが企業ユースをターゲットとしたもので個人パソコンには価格的にも環境的にも適用しずらいと思われます。
| 個人パソコンには次に説明する盗難・紛失しても情報漏えいが発生しない対策が有効です。 |
【パソコンが盗難や紛失しても情報が漏えいしないようにする】
あなたのパソコンを他人に使えなくする対策です。これによってパソコンが第三者の手に渡っても情報が漏えいしなくなり、被害はパソコン代金だけにとどまるわけです。
- Windowsパスワードを設定する
Windowsを利用時にパスワード入力が必要にする事で第三者がパソコンを利用できなくする対策です。[コントロールパネル]−[ユーザーアカウント]−[パスワードを作成する]でパスワードを設定します。ようこそ画面でユーザーをクリックするとパスワード入力ウインドウが表示されます。ここで正しいパスワードを入力しないとWindowsが利用できません。

[Windowsログオン時のパスワード入力画面]
- BIOSパスワード(パワーオンパスワード)を設定する
ほとんどのパソコンには電源ON時にパスワード入力が必要にする機能が備わっています。この機能を有効にすることで第三者がパソコンを利用できなくする対策です。またBIOSパスワードはハードウェア機能なのでパソコンメーカによって下の写真のように入力画面が異なります。


[パスワード入力画面(LENOVO機)] [パスワード入力画面(EPSON機)]
WindowsパスワードにしてもBIOSパスワードにしてもパスワードを知らない第三者がパソコンを利用できなくする事が可能です。でもこれだけではまだ弱いんです。
| WindowsパスワードやBIOSパスワードには大きな落とし穴があります。 |
情報が記録されているハードディスクという部品をパソコンから抜き取ってハードディスクケースにセットし、別のパソコンに接続することで簡単に情報を取り出す事ができてしまうのです。特別な専門知識は必要ありません。ハードディスクケースも普通のパソコンショップに売っているもので誰でも簡単にできてしまうのです。
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盗難・紛失したパソコンにWindowsパスワードやBIOSパスワードが設定してあれば、盗み出した第三者はパソコンを使えない | |
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しかしパソコンからハードディスクを抜き出して別のパソコンに接続すればデータの読み込みが可能となり情報漏えいが発生してしまう。 [画像クリックで拡大表示] |
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ハードディスクは情報を保管しているパソコン部品。簡単にパソコンから取り外す事ができる [ハードディスク写真] |
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パソコンの盗難・紛失時の情報漏えいを防ぐにはハードディスクの抜き取りにも対応する必要があります。その対策がハードディスクパスワードです。 |
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